ENETケーブルができたので、E-SYSをインストールします。
ちなみにコーディングに必要なものは以下のものです。
- ENETケーブル
PCとクルマをつなぐケーブル。
- E-SYS
コーディング用ソフトウェア。各所よりダウンロードできるがダウンロード場所を探すのが面倒。
- Patch
おそらく、次に挙げる、tokenやPSdZDataを読み込ませるための修正モジュール。今回使ったパッケージではjarファイルが1つですが、パッケージによってはjarファイルが2つの場合もあるようです。
- token
コーディングをするときに必要となるライセンスファイルのようなもの。コレがないとE-SYSは立ち上あがりますがコーディングはできません。このtokenにはパスワードが設定されていて、コーディングを行う際にはそのパスワード入力が必要です。
- PSdZData
コーディングを行うためのデータファイル。クルマに設定するデータは単純な数値データですが、それらが意味するものを人間に分かるように変換して見せてくれるためのデータです。iDriveがバージョンアップされたら、このPSdZDataもバージョンアップしないと対応がとれなくなるようです。
E-SYSのインストールは以下のような流れです。
(入手するパッケージによってインストールの方法が異なる場合がありますので、参考程度にお読みください)
- E-SYSインストール
- Patchの適用
- tokenの生成・設置
- PSdZDataの展開
私が入手したE-SYSは、バージョンが3.26.1で、以下のような内容でした。E-Sys 3.27.1
+Patch
| +E-Sys.bat
| +svc0x80.jar
+TokenGenerator
| +BouncyCastle.Crypto.dll
| +ESTTokenGenerator.exe
+E-Sys_Setup_3_26_1_b42487.exe
+Readme.txt
E-SYS本体とパッチとtokenジェネレーターのセットです。
E-SYSでコーディングを行うためにはtokenが必要です。token自体はあちらこちらでダウンロードできるのですが、ジェネレーターを使うと自分でtokenを作成できます。
ちなみに、tokenにはパスワード設定が必要です。E-SYS起動後に、設定されたパスワードを入力することでコーディングを行うことができます。
また、PSdZDataという車種別のコーディング用データも必要です。
私が入手したPSdZDataは、バージョンが54.0です。E-SYSは最新バージョンでなくてもいいのですが、PSdZDataは最新にしておかないとコーディングができなくなります。ディーラーでiDriveのバージョンアップを行ったときはPSdZdataも最新バージョンにする必よぐアあります。
また、PSdZDataはフルセットだと30GB以上になります。コーディングを行うだけならサブセット(Lite版と呼ばれることもあるようです)だけでよくて、これなら10GB以下です。私が入手したデータは7GBでした。
v.54.0_PSdZData_Lite.part1.rar (3.99GB)
v.54.0_PSdZData_Lite.part2.rar (2.52GB)
それではインストールします。
続きを読む →