さて、先日購入したOLYMPUS OM-D E-M1ですが、今のところレンズは一本だけです。
それも12-50mm(35mm換算24-100mm)の暗いレンズなので、明るい単焦点レンズや望遠レンズがほしくなります。
手元にキヤノン用のEFマウント、EF-Sマウントレンズがあるので、これを活用できないか、とマウントコンバーターを探しました。
ミラーレスカメラはフランジバック(レンズ後端とセンサーまでの距離)が一眼レフカメラと比べて短いので、間にコンバーターを噛ますことが可能です。
そのため、マウントコンバーターがいくつか出ているのですが、多くが電子接点無し(AFできない、絞り値が伝わらない)のもので、オールドレンズを使用するためのものです。
今回購入したのは電子接点付きで比較的評判の良いKIPONのEF-MFT AFというモデルです(Amazon、楽天で4万円弱で売ってます)。
アダプターのみをボディにつけるとこんな感じです。
コンパクトだったミラーレスカメラが、ミラー付きのレフ機の厚さになりました。
試しに、SIGMA 30mm F1.4 DC HSMをつけてみます。
マイクロフォーサーズ用レンズをつけた状態はこちら↓
EOS 80DのキットレンズEF-S18-135mmをアダプター経由でつけた状態はこちら↓
やはりだいぶ大きくなります。
ついでに、超望遠ズームのSIGMA APO 50-500mm F4.5-6.3 DG OS HSMをつけてみました。
これくらいになると、ボディの大きさの違いは誤差ですね。
ちなみに、上記レンズはすべてAFはちゃんと動きました(S-AFです。C-AFは使い物になりません)。
速度も比較的速く精度もまずまず。場合によってはEOSの位相差AFよりもガチピンなこともありました(ただ、EF-S18-135mm F3.5-5.6 IS USMについては、EOSボディと組み合わせときの合焦速度が爆速なので、それと比べるとマウントコンバーター経由だとかなり遅く感じちゃいます)。
迷ったまま合焦しないときも稀にありますが、人物ポートレートを含めた静物撮影なら実用的です。
以下は横浜マリンタワーから撮った写真です。
KIPON EF-MFT AF+SIGMA 30mmで撮影しました(色見はカラークリエーターでVIVIDな色調にしています)。
ね、ちゃんと使えてるでしょ。
実際のAFの速度は? ということでAFの様子を動画撮影したので載せておきます。
KIPON EF-MFT AF + EF-S18-135mm F3.5-5.6 IS USM (E-M1)
KIPON EF-MFT AF + SIGMA 30mm F1.4 DC HSM (E-M1)
KIPON EF-MFT AF + SIGMA APO 50-500mm F4.5-6.3 DG OS HSM (E-M1)
KIPON EF-MFT AF + SIGMA APO 50-500mm F4.5-6.3 DG OS HSM (E-M1)
KIPON EF-MFT AF + EF35-80mm F4-5.6 (E-M1) …20年以上前のレンズです
マウントコンバーターはそれなりに使えますが、C-AFが使えないし、マイクロフォーサーズのコンパクトさが失われてしまうので、レンズがそろうまでのつなぎになりそうです。
さて、どのレンズを買おうかな?(笑