さて、2か月ぶりの更新です。
先日千葉で開催されたレッドブル・エアレース千葉2017を見に行ってきました。
チケットは一番安いスタート・ゴールエリア。決勝1Dayで9,000円です。
スタート・ゴールエリアは会場の一番検見川浜駅寄りのエリアで、ステージイベントはありませんが、売店やトイレも十分に整備されています。
また、砂浜ではなく堤防上なので砂まみれにならず快適でした。
会場は海浜幕張駅から徒歩10~15分。
10時過ぎに着いたのですが手荷物チェックがあったりするので入場まで30分程度かかりました。
レジャーシート、食べ物は持ち込み禁止で場内での購入のみ、ということで手荷物検査もやっていたのですが、7割くらいの人が自前のレジャーシートでしたね。
食べ物もガンガン持ち込んでました。
こういう不公平な運営はやめてほしいところです。
私が陣取った席からは、ちょうどいい感じでゲートとスカイツリーを見ることができました。
実際のレースの前や合間にはいくつかの展示飛行がありました。
まずは陸上自衛隊のアパッチとHU-1輸送ヘリ。
次に千葉市消防航空隊の消防ヘリ「おおとり」。
海上での救助活動のデモンストレーションをやってました。
次はレース前のテストフライト。
ゲートを引っかけてしまい、修理活動をやってました。2~3分で修理完了。早業でした。
この日の目玉イベントの零戦の里帰り飛行。
レプリカではなく本物の零戦は4機しか現存しないのですが、その内の一機が東京湾を飛びました。
なんか、すごく感動しましたよ。
また、戦前に作られたダグラス社のDC-3も展示飛行を行いました。
これはブライトリングDC-3の世界一周ツアーの一環で、日本では初の展示飛行だそうです。
通常の旅客機では行わない低空での飛行で、迫力がありました。
で、レースのほうは、昨年の千葉でも優勝した日本人パイロット室屋義秀を全面的に応援です。
準々決勝にあたるRound of 14では0.007秒差でPetr Kopfsteinに勝利(Kopfsteinは敗者復活でRound of 8へ)。
準決勝にあたるRound of 8では、先攻の室屋がインコレクトレベル(機体が水平じゃない状態でゲートを抜ける反則行為)で2秒のペナルティ。もうだめかと思いきや、後攻のMatt Hallがゴール直前のゲートでインコレクトレベルのペナルティ。結果、室屋が勝ち抜け。
決勝戦のFinal 4では、トップバッターの室屋が55.288秒のタイム。2番手のKopfsteinは室屋に及ばす。
3番手のMatthias Doldererはずっとリードしていたのですが、ゴール直前のゲートでパイロンヒット。3秒のペナルティで負けです。
最終飛行のMartin Sonka選手も前半リードするも途中のゲートでインコレクトレベルのペナルティ。
ホームの室屋が神がかった戦いで、昨年に続いて千葉戦を連覇。2017年シリーズでも第2戦に引き続き連勝で、ポイントリーダーとなりました。
子供のころからリノのエアレースに憧れて、ずっと見たいと思っていたレースを見ることができました。
迫力があって楽しかったです。
来年も是非行きたいところです。
ちなみに、帰りの海浜幕張駅の混雑を予想し、一つ手前の検見川浜駅まで歩きました。
思った以上に距離があって30分以上かかって到着。
電車は空いていて無事に吸われたのですが、海浜幕張駅はさほどの混雑ではなく拍子抜け。
でも、結構疲れたので東京駅まで座れてよかったー。