SJ4000をちょっと改造

昨日、記事にしたウェアラブルカメラのSJ4000ですが、やはりマイク音量が小さいです。
外部マイクを取り付けるという改造を行っている人もいらっしゃるようですが、標準のマイクのままもう少し改善できないかと試行錯誤してみました。

本体には内部の基盤にコンデンサーマイクがはんだ付けされていて、その近くのボディに穴が開いているのですが0.2~0.3mmくらいの非常に小さい穴です。
これが音量が小さい問題ではないかと思い、ボディーを開けて基盤むき出しの状態でどうなるか確認してみました。
以下、分解手順です。

フロントパネルは手の爪で外せます

フロントパネルは手の爪で外せます

フロントパネルを外すともう一枚パネルがあります

フロントパネルを外すともう一枚パネルがあります

スイッチの基盤を浮かせます。接着剤はついていないので簡単に浮かせることができます

スイッチの基盤を浮かせます。接着剤はついていないので簡単に浮かせることができます

合計8箇所のボルトをはずします

合計8箇所のボルトをはずします

ボルトをはずせばパネルは簡単に取れます

ボルトをはずせばパネルは簡単に取れます

基盤が見えてきます

基盤が見えてきます。この金色の金属片はどうやらWIFIのアンテナのようです。ポイっておいてあるだけかよ・・・

右上(赤丸部分)にマイクがあります

右上(赤丸部分)にマイクがあります

マイクの横に非常に小さい穴が開いています。赤丸の真ん中にちょっと黒く見えるところが穴です

マイク付近のサイドパネルに非常に小さい穴が開いています。赤丸の真ん中にちょっと黒く見えるところが穴です

今回は基盤をいじらないのでフロントからの分解ですが、基盤に手を入れるときにはリアパネルから外す必要があるとのことです。

むき出し状態で録画してみたところ、マイク音量がだいぶ大きくなりました(iPhoneとかで録画するのと比べると全然小さいですが)。
少しでも音量が大きくなるよう、マイク近くのパネルに穴をあけてることにしました。

フロントパネル2枚とも3mm程度の穴をあける

フロントパネル2枚とも3mm程度の穴をあける

サイドパネルにも1mmくらいの穴をあける

サイドパネルにも1mmくらいの穴をあける

フロントパネルの穴は3mmくらいなのでゴミが入らないように内側から布を貼りました。

ゴミが入らないように布を貼る

ゴミが入らないように布を貼る

貼った布を表側から見るとこんな感じです

貼った布を表側から見るとこんな感じです

あとは逆の手順で組み立てて完了です。

できあがり

できあがり

実際にどのくらいの差があるか試してみました。
同じ音源(PCディスプレイのスピーカー)を下記のそれぞれの状態で録音してみました。

  1. ノーマル状態
  2. 基盤むき出し状態
  3. フロントパネルのみ穴を開けた状態
  4. フロント+再度に穴をあけた状態
  5. iPhone6s(参考)

1と2は音量が全然違いいます。3と4はあまり違いが分かりませんでしたが、1より少し大きいかな? というくらいの大きさでした。
SJ4000と比べるとiPhone6sの音量は「爆音」と言ってもいいくらいです。
とりあえず改造後の状態でいいのですが、どうしても不満に感じたらコンデンサーマイクの交換や外部マイク化を考えてみます。

↓は上記それぞれのパターンで録画(録音)した動画です。ご参考まで。

以上です。

 

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