前回、SJ4000のマイク音量改善のためボディに穴をあけてみましたが劇的な変化はありませんでした。
外部マイク化改造で音量が大きくなったという記事はよく見るので、標準でついているマイク(コンデンサマイク)の性能が悪いのではないか、と推測。
ほかのコンデンサマイクに付け替えてみることにしました。
SJ4000の分解記事はググればすぐに出てくるのでそれらを参考に分解してみました。
前回はフロントパネルだけ外したのですが、マイクを交換するためには基盤を取り出さなくてはいけないので背面のパネルを外す必要があります。
背面パネルは粘着テープで張り付いています。SJ4000はパネルの隙間があり比較的外しやすいようなのですが、SJ4000 WIFIは少し構造が違っていてパネルに隙間がほとんどなく、マイナスドライバーを無理やり差し込んで少しずつはがします(おかげで少し傷がついてしまいました)。
パネルを外すと液晶が出てきます。
液晶の裏に接続ケーブルがあります。この接続ケーブルもSJ4000とWIFI付きではコネクタの構造が違っているようです。
コネクタの黒い部分を手前に起こすとケーブルが外れます。
その後、フロントパネルも外して裏面から少しずつ基盤を押し出していくと基盤が外れます。
レンズ側ではなくスピーカー側から外していくとよいです。
基盤が外れました。
この写真の左上の丸の部分にマイクがついています。
半田ごてで温めでマイクを外しました。標準のマイクは3mmくらいの小さなものです。
これを家にあったコンデンサマイクに付け替えます。
基盤にはマイクの極性がプリントされていました。
ここに直接マイクをつけることはできないので、リード線を介してマイクを接続します。
あとは基盤をケースに入れて元に戻します。
マイクはこの場所に収めました(マイク用の穴もあけたので)。
一応、両面テープで固定しています。
以上で完了です。
前回の映像に今回の改造結果を追加しましたのでご参照ください。
32秒あたりからがマイク交換後の音量です。
ノーマルに比べればかなり良くなりましたがまだ小さいですね。
これ以上は無理っぽいので、マイク音量の改良はここまでとします。