パドルシフトを試してみようかな、という話 その3

先日購入したパーツを配線して、パドルシフトのスイッチなどを工作してみました。
回路図は↓(再掲)。

パドル回路図

この回路図、正しいかどうかはまだわかりません。

まずは、ボタンの配線。

パドル工作1

次は抵抗の配線(写真は+パドルの方)。
左側がスイッチ、右がスリップリングのコネクタ方向です。

パドル工作2

ボタン2つと、スリップリング側の配線。
赤丸部分はA83*3Bのコネクタにつなぐコンタクトです。

パドル工作3

さらに、Y字配線の左側のコネクタとスイッチのコネクタをつないでハンドルに取り付ければ完成です。

とりあえず以上。

パドルシフトのための調査

後付パドルシフトのためには、FEMとスリップリングに配線を追加しなくてはいけないのですが、先日の記事に書いた通り、標準状態でも結線されているっぽい。
ということで、もう一度調べてみました。

まずFEM側。

FEMコネクタ1

FEMは助手席足元にあります。
該当コネクタはA173*7Bというコネクタ(↓の赤丸)です(コネクタを抜きかけの状態です)。

FEMコネクタ2

全部抜いて結線状態を見てみると、やはり5番ピンは結線されてました(↓赤丸)。

FEMコネクタ3

スリップリング側のコネクタ(A83*2B)も再度確認してみました。
ちゃんと3番ピンが結線されてます(↓赤丸)。

スリップリングコネクタ

少なくともMY2015の320dは追加配線は不要なようです。

 

 

 

コーディング(スポーツAT有効化の追加設定)

先日行ったスポーツAT有効化(「SPORT+」モードの有効化)ですが、その後の追加調査で不足項目がありそうだということがわかりました。

1点、追加でコーディングを行ったところ、無事にタコメーター左下のディスプレイに「SPORT+」が追加されました。

SPORTプラス

追加で設定したのは以下の項目。

KOMBI→FDS_MENUE
・デフォルト値:menue_4
・設定値:menue_3

以下の設定も行いましたが、変化はなさそう。

ICM→IcmKod_B_S205A
・デフォルト値:verbalt
・設定値:nicht_verbalt

標準ATを無効化する設定なので、念のためやっておきます。

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パドルシフトを試してみようかな、という話 その2

パーツを買いに行く暇がなかったので、オンラインでオーダーしました。
以前OBD2コネクタを購入したマルツのオンラインショップです。
オーダーから2日で届きました。

まずは抵抗(@20円)。

パドルシフト-パーツ1

6.2kΩ以外は、ぴったりの値のものがなかったので組み合わせで値を作ります。
小型抵抗で1mm×2mmくらいの大きさなので、配線の途中にかませても邪魔にならなそうです。

次にスイッチ。

パドルシフト-パーツ2

タクタイルスイッチというクリック間のあるスイッチを2つ購入。
OMRONのB3J1100という品番です。(@100円)

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ジャッキポイント

先日スタッドレスに交換したわけですが、その時にはいつもどおりカヤバのシザースジャッキを使用しました。

ジャッキアップの際には、通常はボディ下のパネル接合部の耳のところを挟むようにジャッキを当てますが、BMWはジャッキポイントが箱状になっています(↓写真赤丸部分)。

ジャッキポイント

この箱にジャッキの頭を入れてあげればOK。
いままでのクルマより格段にやりやすいです。

なかなか考えられてますね。

パドルシフトを試してみようかな、という話

私の320dは標準車なので、パドルシフトが付いていません。
しかし先人達がパドルシフト付きステアリングに交換している記事をいくつか見つけました(要コーディング)。

パドルスイッチだけ後付できないか、とパーツリストを調べてみたのですが標準車のステアリングにはパドルスイッチは付かないようです。
デザインライン用のステアリングにはパドルスイッチを付けることができるモノがあるので、ebayで入手しようかと思ったのですがエアバッグ付きだと10万円を超えてしまいます(さすが円安)。

エアバックなしのステアリングは5~6万円なので、それを購入して今のエアバックを取り付ければ・・・と考えたのですが、標準車ステアリング用のエアバッグとデザインライン用エアバッグは型番が違って取り付けができない様子。
本当はMスポーツ用ステアリングがほしいのですが、こちらも高いんですよね。

そのうちステアリング交換はしようと思っているのですが、とりあえずテスト的に自分でパドルスイッチを作ってみよう、と検討を始めました。

いろいろと調べた結果、以下のような配線を行えば実現できるのではないか、ということに。

パドル回路図

1,000円以下でパーツを集めることができそうなので、今度試してみます。

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少ししっかり走ってみたインプレ(スタッドレスも)

走行距離が1,300kmを超えました。
メーカー推奨の慣らし距離は2,000kmなので、まだ全開にはできませんが少し回転を上げて走ってみました。

先日実施したコーディングでスポーツAT有効化ができてるはずなのでSPORTモードとSPORT+モードの違いを体感してみる(そもそもスポーツATが有効化できているのか?)ということと、乾燥路でのスタッドレスの感触を試してみる、というのが目的です。

まず、SPORTモードでマニュアルシフトを使用して走行しました。
2,000rpm以上を積極的に使ってみましたがこのクルマ、メチャメチャ速いです!
サーキットではどうかわかりませんが(そのうち走ってみたい)、一般道で320dで遅いとか言っている方は脳内オーナーかキ◯ガイ最高速アタッカーか迷惑DQNドライバーかのいずれかですね、というのが感想です。

コーナリングは若干不安あり。これはスタッドレスの影響とサスペンションが柔らかいのでしょうがない。
コーナーで少しふわっとした感じになるので、もう少し足は固めでも良いかもしれません。
そう考えるとMスポーツの足は良さそうです。(だれか譲ってくれないかなぁ・・・)

ヨコハマIG30+(205/60R16)は高速でもあまりヨレを感じませんでした。前車で履いていたピレリのアイスストーム3よりしっかりしているようです。
乾燥路での性能は欧州勢が優れていると思っていたので、少し意外でした。
ヨコハマさん、なかなかやりますね。

ちなみに、SPORTモードとSPORT+モードの違いは全然わかりませんでした。
鈍感なのか、スポーツATが有効になっていないのか。
オートマチックトランスミッションの型番は1種類しかないので、ハードウェア的には同じでソフトウェア制御で変速スピードなどを変えているはず。
ってことはコーディングのみでスポーツATになるはずなんだけど・・・。もう少し試してみます。

それにしてもSPORTモードのATもかなりの優れものです。
ロックアップが素早くてトルコンの滑りを感じないです。
それにアクセル多めに踏みながらシフトアップすると、ドンッというMTでクラッチを荒く繋いだ時のような衝撃がきます。
これはなかなか走り好きの心をくすぐる演出をしてくれますねぇ。まぁ実際に早めにロックアップしたほうが加速は良いんでしょうが、こういうことをやってくれるメーカーは少ないのではないでしょうか。
ますますサーキットを走りたくなりました。

とはいえ、このクルマでサーキットに行くのは色んな面で気が引けますので、まずは春になったらノーマルタイヤに履き替えて早朝の箱根をドライブしてみたいところです。

コーディング(スポーツAT有効化の追加調査)

先日実施したスポーツAT有効化についてですが、追加調査の結果、コーディング項目が足りないかもしれないことが分かりました。

追加設定が必要そうな項目は、以下の赤文字。

■ スポーツ+モード有効化

KOMBI→FDS_MENUE
・デフォルト値:menue_4
・設定値:menue_3

KOMBI→FDS_MENUE_TEXT_1
・デフォルト値:menue_4
・設定値:menue_3

KOMBI→FDS_MENUE_SIGNAL_1
・デフォルト値:menue_4
・設定値:menue_3

KOMBI→FDS_MENUE_TEXT_2
・デフォルト値:menue_4
・設定値:menue_3

KOMBI→FDS_MENUE_SIGNAL_2
・デフォルト値:menue_4
・設定値:menue_3

KOMBI→FDS_MENUE_TEXT_3
・デフォルト値:menue_4
・設定値:menue_3

KOMBI→FDS_MENUE_SIGNAL_3
・デフォルト値:menue_4
・設定値:menue_3

KOMBI→FDS_MENUE_TEXT_4
・デフォルト値:menue_4
・設定値:menue_3

KOMBI→FDS_MENUE_SIGNAL_4
・デフォルト値:menue_4
・設定値:menue_3

※ ここまで、メーター内のモード表記を変更するためのコードらしいです。

EGS(GKEB23)→Sportschalter_alt
・デフォルト値:nicht_aktiv
・設定値:aktiv

EGS(GKEB23)→Sportschalter
・デフォルト値:nicht_aktiv
・設定値:aktiv

ICM→IcmKod_B_Sportlenkung
・デフォルト値:nicht_verbalt
・設定値:verbalt

ICM→IcmKod_B_S2TBA
・デフォルト値:nicht_verbalt
・設定値:verbalt

ICM→IcmKod_B_S205A
・デフォルト値:verbalt
・設定値:nicht_verbalt

DSC→C_Variante_Getriebe_e
・デフォルト値:Automatik, Sport_Automatik_Getriebe
・設定値:Sport_Automatik_Getriebe (ひょっとしたらデフォルトのままでいいかも)

FEM_BODY→LIN_VARIANTE_LRE
・デフォルト値:lre_tlc_lhz
設定値:nicht_aktiv (ひょっとしたらデフォルトのままでいいかも)

FEM_BODY→PADDLES_VERBAUT
・デフォルト値:nicht_aktiv
・設定値:aktiv (これはパドルシフトの有効化なので必須ではない)

こんど試してみます。

2014/12/20追記
追加設定でタコメーター左下のディスプレイが正しく表示されるようになりました。

コーディング(コーナリングライト)

コーディングでフォグランプのコーナリングライト化を行いました。

ヘッドライトが「Auto」の位置になっていると、ウィンカー、ステアリング操作に連動してフォグランプが光ります。

■ フォグランプのコーナリングライト化

FEM_BODY→C_CLC_ENA
・デフォルト値:F020_disable, F030_disable
・設定値:F30_Enable

FEM_BODY→C_BLC_ENA
・デフォルト値:F020_disable, F030_disable
・設定値:F30_Enable

FEM_BODY→KL_ENABLE_LI
・デフォルト値:KL_Aus
・設定値:KL_Ein

FEM_BODY→KL_ENABLE_RE
・デフォルト値:KL_Aus
・設定値:KL_Ein

FEM_BODY→MAPPING_abbiegel_L_output
・デフォルト値:off
・設定値:nsw_l

FEM_BODY→MAPPING_abbiegel_R_output
・デフォルト値:off
・設定値:nsw_l

ウィンカーを出したほうのフォグランプが光ってます。

コーナリングライト1

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コーディング(スポーツAT有効化)

「SPORT+」モード(スポーツAT)を有効化してみました。

これだけではあまり意味がないのですが、将来的にパドルシフトにする時に必要になるので、その検証のために試してみました。

■ スポーツ+モード有効化

KOMBI→FDS_MENUE_TEXT_1
・デフォルト値:menue_4
・設定値:menue_3

KOMBI→FDS_MENUE_SIGNAL_1
・デフォルト値:menue_4
・設定値:menue_3

KOMBI→FDS_MENUE_TEXT_2
・デフォルト値:menue_4
・設定値:menue_3

KOMBI→FDS_MENUE_SIGNAL_2
・デフォルト値:menue_4
・設定値:menue_3

KOMBI→FDS_MENUE_TEXT_3
・デフォルト値:menue_4
・設定値:menue_3

KOMBI→FDS_MENUE_SIGNAL_3
・デフォルト値:menue_4
・設定値:menue_3

KOMBI→FDS_MENUE_TEXT_4
・デフォルト値:menue_4
・設定値:menue_3

KOMBI→FDS_MENUE_SIGNAL_4
・デフォルト値:menue_4
・設定値:menue_3

※ ここまで、メーター内のモード表記を変更するためのコードらしいです。

ICM→IcmKod_B_Sportlenkung
・デフォルト値:nicht_verbalt
・設定値:verbalt

EGS→Sportschalter_alt
・デフォルト値:nicht_aktiv
・設定値:aktiv

EGS→Sportschalter
・デフォルト値:nicht_aktiv
・設定値:aktiv

ICM→IcmKod_B_S2TBA
・デフォルト値:nicht_verbalt
・設定値:verbalt

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