スポーツランドSUGO遠征記２

SUGOには6:45到着。
既にエイトリアンはウェイティング。
ゲートオープンは7:00のはずですが、すでに開いていたのでパドックにGO。
我々は14番PITという指定だったので、早速荷物を下ろして出走準備です。
エイトリアン号はブレーキパッド交換を行います。
監督兼メカの彗星さんが早速作業しています。

その間に受け付け、ブリーフィングを行います。
ブリーフィングはたっぷりと１時間くらい、みっちりとやりました。
今回の出走は35チーム、100名以上です。

その後、10:00から50分間のフリー走行。
エイトリアンは前日に走行していないため、半分くらいの時間を走ってもらうことにします。
２人目はさわじぃさん、３人目は私が10分くらいずつ走行します。

フリー走行が終わるとすぐに予選です。
予選ドライバーの私はフリー走行後、車から降りたら、すぐまた乗り込んで出走です。
予選は15分間。
アタックを何度か行いますが、クリアが取れず、また、コースのあちらこちらで黄旗が振られていて（しかも原因は同じクルマ・・・）1'47台しかでません。
とりあえず、この状態でもクラストップですが、2番手が追い上げて来ているという情報がピットから無線（携帯電話）で入ったので、もう少しタイムアップしておく必要があります。
コントロールタワーの残り１分の表示をみつつ、最後のアタックに入ります。
かなり攻めこんでいきますが、S字、馬の背では他車がいてベストラインをとれません。
10%勾配も9,300rpmまで回してがんばって、何とか1'45.338が出ました。
これでクラスポール、総合11位です。

SUGOではLAP SHOTが使えず。1コーナーに電光掲示板があるのですが、それを見ていると１コーナーのブレーキングが怖い、という状況。
携帯電話でタイムや2位との差を教えてもらいながらの走行でしたが、これはとても良かったです。

さて、予選後にガソリンを満タンにして（満タンでちょうど1時間走行できるとの事前情報あり）、昼食を取ります。
昨日コンビニで買ったおにぎり＋主催者からの豚汁です。
で、食事をしていると「グリッドに付け」とのアナウンスが・・・。
わたし、タイムスケジュールを勘違いしていました。
あわててコースインしてグリッドにつきます。

ここで大失敗１。車載カメラのスイッチを入れ忘れました。
なので、今回は車載無しです（泣）。

耐久のスタートはローリングスタート。
前はS2000とスカイライン、後ろはAE92、とシビック。
グリッドからスタートし、ペースカーについて１周します。
最終コーナーでペースカーがコーションランプを消灯・・・したかどうか見えなかったので、携帯で「ペースカー、ピットロードに入った？　グリーンシグナルついてる？」と聞きながら前後との車間を調整します。
私が10%勾配を上ってシグナルが見えてきたときに、グリーン点灯。

でも、ここですぐにアクセル全開にはしません。
現在はクラストップなので、クラス二位を離せるように小細工します。
ブレーキランプを付けたり加減速したり、後ろのクルマにゆざぶりをかけつつ、前からも離れないように調節します。
後ろのクルマが減速した瞬間にアクセル全開。
前車もちょうどアクセルオフしていたらしく、差が縮まります。
んが、相手はS2000なので離され始めました。と同時に前車がインに進路変更。
S2000の前が少し詰まっていたので、アウトから抜ける（か、並べる）と思い、クルマをアウトに振って１コーナーのブレーキ勝負。
並んだまま行けば、３，４コーナーはこちらがイン側なので抜ける、と。
予想通り横に並び、そのまま１コーナー、２コーナーをクリア・・・しようとしたときに無線で「土煙が上がってる！」という連絡。
３コーナー手前でダートに出たクルマがあったようです。
そのクルマはコース復帰したのですが、他車が詰まってしまい、結局４コーナーはS2000の後ろでクリア。
S時、ハイポイント、レインボーコーナーでは抜けず、バックストレートでおいて行かれました。

ここで大失敗２に気づきます。そうですDSCオフ忘れてました。
なんとかブレーキングポイントまでに７秒間ボタンを押し続けることができたのでオフれました。

とりあえずスタートの混乱はクリアしたので、あとは抜かれないように、抜くように走り続けます。
クラスが違うクルマはとりあえず気にせず同じクラスのクルマだけ注意して走ることにしました。
（ちなみに、クラス毎に色分けされたカッティングシートを前後に貼り付けます。これでクラス違いの無用なバトルを避け、安全に走行するという配慮です。）
しばらくすると後ろに同じクラスのNBが迫ってきています。
このNBが速いんですよ（のちにこのドライバーと会話することが出来ました）。

走行しているうちに、最終コーナーでスープラに追いつきアウトから抜いてミラーで確認した瞬間、テールスライド→スピン→インのガードレールに激突、大破。
ポストでは黄旗＋SCボードが出ています。そうですセーフティーカーです。GTみたい。
車両回収の間、４?５周に渡りセーフティーカーの後ろについて走行です。
その後はまたローリングスタート。
ここでも最初のスタートと同じように小細工していたのですが、今回はあまり意味が無ありませんでした。

再スタート後はしばらくNBに突っつかれながらの走行。
一旦、２台の間にプジョーが入って３台での走行になりましたが、プジョーも速いんだコレが。
２?３周その状態でしたが、いつの間にかプジョーが居なくなり（抜かれたのか、ピットインしたのか覚えていない・・・・orz）、またNBとの直接対決。

何周かつつかれながら走っているうちに、レインボーコーナーでブレーキを残しすぎドリフト状態になるという失敗も。
後ろを走っていたNBにはダート走行をさせてしまい迷惑をかけました。スミマセン。

追いつかれるのは、4コーナーと最終コーナーです。
ただ、4コーナーの後は登りの短いストレートの後のS字、最終コーナーの後はきつい登りのストレートなので、さすがに加速力に勝るエイトなら抜かれません。
少し安心しながら走っていると、最終コーナーでNBがライトオン。
「やべー、本気だ」と思って焦りましたが、次の周回にピットインして居なくなってくれました。
（あとでお話ししたら、ライトオンはピットインの合図だとのことでした。）

その後、２?３周して私もピットイン。ドライバー交代です。
私のスティントではトップを渡さなかった、とほっとしていたのですが、第２走者のさわじぃさんがコースインするとポジションは＋１０秒の２位に。
どうやらドライバー交代の作業時間で抜かれたようです。
パドックの制限速度を忠実に守りすぎてしまったのが原因かも。

しかしながら、さわじぃさんの追い上げで差が詰まっていきます。
ピットのモニターを見ながらドキドキしていました。
最後にはきちんとクラストップに復帰。
安定した走りで１時間を終えエイトリアンにドライバー交代します。

最後のドライバーは我らがリーダー、エイトリアン。
エイトリアンはこの日が初走行ですが、これまた安定したタイムで走行します。
この時点で総合５位。GT-RとかSタイヤとか、いろんなクルマがいる中で総合５位はすごい。
と思っていると、総合６位のS2000が5秒／周で追い上げてきます。
40秒ほどあった差はあっというまに無くなり、エイトリアンもがんばりましたが抜かれて６位。
まぁ、ストレート速度が圧倒的に違うのでやむなしです。

クラス２位とは大きく差がついていたので後は安全にゴールするだけなのですが、実は我々にはもう一つの目標が。
前回、前々回とクラス優勝のドコデモさんチームに勝つこと、です。
しかしながら、フィジカルトラブル、メカニカルトラブルでドコデモチームは今回棄権。
それでは、ということで前回のドコデモチームの周回数（91周）を抜くのが目標です。

残り20分くらいの段階で、ラップタイムと残り時間を計算すると92周でチェッカーを受けることが出来そう。
あとはトラブル無く、同じようなラップタイムで周回できることを祈ってました。
91周のコントロールラインを通過したときには、残り時間の表示は消えていましたが、まだチェッカーフラッグが出されていない。
ということで、リザルトは92周確定です。

その後、チェッカーフラッグが振られ、クラス１位、総合６位でフィニッシュです。
いや、良かった。

今回は、ＲＴＥのベストメンバーでの参加、緑の彗星（？）さん家族がピットクルーとしてSUGOまで遠征してもらっている、などなど、負けられないプレッシャーがあったのですが、ほっとしました。
また、初サーキットでもある程度の成績が残せることも分かりました。

途中、R-3メンバーが応援に来てくれたり、KONさん、DEEPさんからの応援メールが届いたり、みなさまありがとうございました。
また、本来は参加するはずのPDさん（ドコデモチーム）もわざわざ来てくれ、お手伝いしていただきました。
ピットクルーの彗星さんご家族、遠いところ、寒いところ（いや、マジで激寒）感謝です。
チームメイトのエイトリアン、さわじぃさん、タイムが遅い私をカバーしていただきありがとうございました。
まぁ、私のクルマはNR-A仕様だからしょうがないね。R1Rであと２秒は縮まるからなぁ（RTE）。

SUGOは遠かったですが、とても楽しかったです。
帰路は東北道を360km、５時間かけて帰りました。
サーキットを100km以上走ってからでしたので疲れていましたが、渋滞もなく無事に帰り着きました。
また出たいですね。