Golf VariantではVCDSとOBD2ケーブルを使って、コーディング(車両の設定変更など)を行っていました。
BMWでもメジャーなカスタマイズなようで、いろいろと情報が出回っています。
VWではODB2ケーブルは専用ケーブルの購入が必要だったのですが、BMWでは自作できるとのこと。
E-NETケーブルと言うそうです。
海外のフォーラムに作成方法がありましたので、作ってみました。
作り方は以下の通りです。
まず、OBD2コネクタ(オス)とイーサネットケーブルと510Ωの抵抗だけです。
OBD2コネクタはあまり一般に売っていませんが、マルツオンラインやマルツパーツ館の店舗に売っています。
店舗を入って、そのまま突き当りまで進んで右後を振り向くと陳列棚(陳列壁?)があるので、その壁の左のほうにOBD2コネクタがあります。
その向かい側に抵抗も売っているので一緒に買うのがいいでしょう。
ちなみに、抵抗は510Ωで色は「緑茶茶金」です。単位を間違わないようにしましょう。
イーサネットケーブルは家に転がっていたのを使いました。
RJ-45という端子なのですが、ピン番号と配線色は以下の通りです。
ケーブルによっては配線色が違うものもあるようです。
OBD2コネクタとの配線は以下の通り。
OBD2の4番、5番は余った抵抗の足などでショートさせます。
正式には4番、5番はノイズ除去のためにアースを取るのですが省略しても問題ないと思います。
はんだ付けが汚いですが、↓のような感じになります。
で、カバーを付けて出来上がりです。
あとはPCとクルマをつなげばOKです。
当然ですが、PCには専用ソフトをインストールする必要があります。
E-SYSというソフトなのですが、これの入手がなかなか面倒です。
ダウンロードリンクを探すのが難しい。
先ほどと同じフォーラムに配布してくださる方がいらっしゃったので、その方からPersonal Massage(PM)で教えてもらいました。
ソフトを動かすためには、tokenやパッチのjarファイル(2種類)などが必要です。
また、ソフトとは別にPSdZDataというデータも必要です。これはフルセットだと30GBオーバー。サブセットのみでも動くらしいですが、それでも7GBほどあります。
ソフトのインストールはまた後日、投稿します。
「コーディング その1(E-NETケーブル作成)」への1件のフィードバック