先月、話題のスマートウォッチ「Apple Watch」が発売されました。
すぐに量販店に見にいったのですが、質感はなかなか良かったです。
昨年からスマートフォンと連動する腕時計を探していたので、Apple Watchには非常に興味があったのですが、スペックが正式に発表されてから幻滅。
バッテリーが18時間しかもたない、防水がない、など私が考える腕時計としての最低限の要件を満たしていないです。
実際に触ってみると非常に購入意欲が湧いたのに・・・。
ということで他のスマートウォッチをいろいろと探していたところ、2~3年ほど前にKickstarterで成功した「Pebble」という製品を見つけました。
これは、液晶(e-paper)が白黒ですが、電池のもちが公称7日間、50m防水、iPhone、Androidと連携できる、値段は$99、などなど非常によいものでした。
それにアプリ開発のSDKが用意されていて比較的簡単にアプリを自作できるということで、これを購入してみました。
楽天でも売っているんですが、Pebble社のウェブサイトから購入するよりも高いんですよね。
ウェブサイトから購入すれば$99で送料無料です(届くまでに時間がかかるけど)。
標準では時計は3種類から選べます。
上の写真では、手元にあった保護フィルムを適当な大きさに切って貼ったのでちょっと端が浮いちゃってます。
専用の保護フィルムも販売されているようです。
Pebbleは標準では日本語対応していないのですが、4月に有志の方々が開発された日本語化パッケージが発表されました。
これはTwitterの頻出文字上位5,000文字を表示できるというもので、完全な日本語対応と言ってもいいものです。
私も速攻でインストールさせてもらいました。ありがとうございます!
iPhoneからの通知は、通知センターに表示されるものがすべてpebbleに連携されます。
Pebbleで通知を削除するとiPhoneの通知も連動して削除されます。
私は普段iPhoneを胸ポケットに入れているので電話やメールには気づきやすいのですが、会社のデスクに置いていたり上着やズボンのポケットに入れている時には気づかないことが多かったんです。
Pebbleを身に着けるようになってからはすぐに通知がわかるので、電話やメールに気づかないということがほぼなくなりました。
スマートウォッチを探していた目的がまさにそれなので満足です。
で、このPebbleには既にたくさん(6,500種類位あるらしい)のアプリが開発されています。
また時計画面(Watchfaceというらしい)を作成できるウェブサイトを見つけたので、試しに作ってみました。
あと、アプリ開発のSDKもあると書いたのですが、SDKをウェブ上で使用できる「CLOUDPEBBLE」という無料サービスもあります。
JavaScriptでも開発できるということなので、ちょっと作ってみました。
会社のスケジュールを表示するアプリです。
インターネット経由で情報を取得しますが、通信は連携しているスマートフォン経由で行えます。
サーバ側のアプリも開発してそれと連携すればいろんなことができそうなので、楽しみです。
1週間ほど使っていますが、丸5日間(120時間)は電池がもちました(その時点で残量10%程度)。
ただ、購入直後でいろいろと触った結果なので、ひょっとしたらもう少し持つかもしれません。
今月にはカラーe-paper使用のPebble Timeという製品も発売される予定です。
ひょっとしたらそっちも買っちゃうかもしれません。
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